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当院の感染対策

  • 37.5度以上の発熱のある方(当院に受診歴のある方のみ対応します)は、事前にお電話下さい。一般の患者さんとは時間・空間を分けて診察いたします。

  • 2か所の入り口・隔離室があり、感染が疑われる方を空間的に分けて診察することが可能です。

  • 滅菌する必要のない単回使用の医療材料を揃え、耳・鼻・のどに直接使用する器具も医療用高圧蒸気滅菌器で厳密に滅菌しています。

  • 入り口での手指消毒・検温、院内でのマスク着用にご協力下さい。


入り口が2か所あります

側面入り口

 

発熱など感染症を疑われる方から問い合わせがあった際は、側面入り口から案内し、一般の患者さんと待合室・診察も別の場所で可能な設計にしています。

 

隔離室があります

隔離室入り口

隔離室内部

 

患者さん、スタッフの移動・距離、クリニック全体の換気方法など、自由に設計できる段階から試行錯誤をして今のクリニックにしています。
壁紙、待合・診察室の椅子・ベッド、ドアノブなども抗菌・防汚作用を持つ設備を導入しています。
最近の新型コロナウイルス感染の状況を考慮して、開院当初はキッズスペースを設けておりません。

 

接触・飛沫感染予防

新型コロナウイルスを始めとした感染対策の基本は接触・飛沫感染予防です。
フェイスシールド・サージカルマスク・アルコール類による手指消毒の徹底、処置の際はディスポーザブル手袋の着用、飛沫が拡散しないようアクリル板によるパーテーションを活用し感染を予防します。

自動アルコール噴霧器、透明度が高いアクリルパーテーションを設置しています。

 

使用する器具

滅菌する必要のない単回使用の医療材料を揃え、鼻、耳に直接使用する器具も一度の使用で必ず医療用高圧蒸気滅菌器(ユヤマ社製のオートクレーブYS-A-C108)で厳密に滅菌しています。

 

 

医療用高圧蒸気滅菌器

個別包装し高圧蒸気滅菌をしています

 

 

鼻に薬液を注入するノズルも、一人の患者さんに一つのノズルを使用する事を徹底しています。写真のようにノズル先端に触れることなく取り換えが可能です。ここまで行っているクリニックはあまりないと思います。

この先端を変えないで使用していると患者さんに使いまわすことになり、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、コリネバクテリウム属などが検出されているという論文もあります。 (日耳鼻119:696-700,2016耳鼻咽喉科実地診療における感染対策  鈴木正志 大分大学医学部耳鼻咽喉科学講座)

ノズルがついていない状態です。

滅菌したノズルにカチッとはめ込みます。

ノズルがついて診察に使用します。

回収ボックスも先端に触れることなく簡単に外れます。

 

清掃・除菌

どんなに器具、設備が良くても、日常の清掃、除菌は何よりも重要です。当院では午前と午後の診療の間・診療終了後の清掃、除菌に加えて、隙間時間を見つけて椅子・ドアノブなど人が触れる可能性のある場所はアルコールによる除菌を心がけています。

 

参考文献 

日耳鼻119:696-700,2016耳鼻咽喉科実地診療における感染対策  鈴木正志 大分大学医学部耳鼻咽喉科学講座
日鼻誌49(2):138-142,2010耳鼻咽喉科外来診療におけるユニットスプレーの細菌学的調査 中島規幸ら 獨協医科大学越谷病院耳鼻咽喉科

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